2025年10月8日 (水) 14:45 ~ 15:30H-4ベンダープレゼンテーション会場H
仮)次世代自治体ネットワークに必要なセキュリティについて
自治体ネットワークは、従来の三層分離や閉域接続だけではクラウド活用や高度化するサイバー攻撃への対応が困難です。さらに量子コンピュータ時代を見据えると、今後の安全性確保には新しい仕組みが必要です。
そこで注目すべきは耐量子暗号(PQC)。暗号の2030年問題に備えるためのシスコのアプローチをご紹介します。
次にSD-WAN。センター集約型のボトルネックを解消し、拠点からクラウドへ直接アクセスを可能にします。閉域網とインターネットをハイブリッド利用し、さらにSASEと組み合わせることでセキュリティもクラウドで統合できます。
そしてゼロトラスト。庁舎内=安全という発想をやめ、利用者・端末・アプリ・データ単位で常に検証する仕組みです。庁外からのセキュアなアクセスにも有効で、CASBでクラウド利用状況も可視化できます。
これらの技術により、住民サービスの基盤として安全と利便性を両立し、災害にも強い強靭なネットワーク導入のポイントをご紹介します。