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2025年10月9日 (木) 11:45 ~ 12:30B-7ベンダープレゼンテーション会場B

自治体向けクラウドの向こう側:さくらインターネットの多彩なクラウドサービス概要と導入方法 〜 ガバクラ以外も含む、今日学んで明日から活用

現在さくらインターネットは、GPUを中心とするAIプラットフォームと、クラウドの2つに特に力を入れています。

自治体DXが急速に進む現在、多くの自治体関係者がガバメントクラウド、いわゆるガバクラに大きな関心を寄せています。しかし実際の自治体業務を考えてみますと、ガバクラだけですべてが解決するわけではありません。基幹系システムはガバクラで運用し、住民向けのホームページは使いやすい民間クラウドで構築し、災害対策システムは専用の高セキュリティ環境で運用するといったように、業務の性質に応じて複数のクラウド環境を適切に使い分け、さらにAIプラットフォームを重ね合わせることが、本当の意味での効果的な自治体DXにつながります。
講演では、さくらインターネットが提供する包括的なクラウドサービス群の全体像をご紹介し、それらを明日から実際に活用していただくための具体的な方法をお話しします。

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▼本講演の見どころ
1.さくらインターネットのサービス全体像
「ガバメントクラウド」の印象が強いさくらインターネットですが、実は自治体業務に活用できるサービスは幅広く揃っています。
IaaS基盤の「さくらのクラウド」をはじめ、簡単に始められる「レンタルサーバー」や「VPS」、高度なセキュリティが必要な専用サーバーまで用途に応じて選択可能です。
さらに2025年からは、自治体でも関心の高い生成AI活用をフルマネージド環境で実現できる「生成AIプラットフォーム」を提供開始。住民サービスの高度化や業務効率化を加速させる新たな選択肢として注目を集めています。

2.ネットワークインフラの全体像
これらのサービスを支えるのが、石狩・東京・大阪の3拠点データセンターを基盤とした強固なネットワークです。
高速かつ安定した通信環境を提供するだけでなく、LGWAN連携や閉域網接続にも対応。
災害時の冗長化やDDoS対策などセキュリティ対策も徹底し、自治体が安心してクラウドを活用できる体制を整えています。

3.実践的導入方法
「すぐに全システムを移行するのは不安…」という自治体に向け、段階的な導入アプローチをご紹介します。
低リスクなホームページや情報サイトから始め、住民サービス系システム、基幹システムへと順を追って移行。システム棚卸しやPoCを経て、本番移行までを無理なく計画できます。
さらに、予算制約に応じた調達方法や外部委託と内製のバランスの取り方など、実務的なポイントも解説します。

4.成功事例とベストプラクティス
プレゼンテーションでは成功事例も紹介いたします。
導入成功のための重要なポイントは、無理をせずに段階的に進めること、職員の皆様の理解と協力を得ながら進めること、そして常に住民サービスの向上を最優先に考えることです。

5.まとめ:明日からできるアクション
ガバメントクラウドは重要な選択肢ですが、最適解は業務ごとに異なります。
本講演では、民間クラウドとのハイブリッド活用を含め、実践的な判断基準と取り組み方を提示します。
まずは現状システムの棚卸しから着手し、小さく試して大きく展開することで、住民により良いサービスを届ける第一歩を踏み出しましょう。
さくらインターネット株式会社
クラウド事業本部プロダクトマネージャ
荒木 靖宏

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